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シリーズ・全集

トーベ・ヤンソン・コレクション 8 聴く女

——聴く女

ポストムーミン第一作。日常のなかの小さな退屈と大胆な幻想とが交錯する奇妙な世界を、澄みきった力強い文体で描く18の小品。

定価

2,530

(10%税込)
ISBN

978-4-480-77018-9

Cコード

0397

整理番号

1998/05/06

判型

四六変判

ページ数

208

解説

内容紹介

ポストムーミン第一作。日常のなかの小さな退屈と大胆な幻想とが交錯する奇妙な世界を、澄みきった力強い文体で描く18の小品。

目次

聴く女
砂を降ろす
子どもを招く
眠る男
黒と白―エドワード・ゴーリーに捧ぐ
偶像への手紙
愛の物語
第二の男
春について
静かな部屋

灰色の繻子
序章への提案


発破
ルキオの友だち
リス

著作者プロフィール

トーベ・ヤンソン

( やんそん,とーべ )

1914年ヘルシンキ生まれ。2001年6月27日没。スウェーデン系フィンランド人。父は彫刻家、母は挿絵画家という環境に育ち、幼いころから芸術家への道を志す。15歳から絵を学び、はやくから挿絵画家、風刺画家、短編作家としても活躍する。1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」シリーズは世界各国で多くの読者を生み、国際アンデルセン大賞ほかかずかずの賞を受賞する。またシリーズ完結後「おとな向け」の小説の執筆を始め、まったくあらたな境地を切り拓き、独特の作風に高い評価を得た。著書に『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(講談社)他多数。

冨原眞弓

( とみはら・まゆみ )

1954年生まれ。聖心女子大学哲学科教授。フランス哲学専攻。89年にヤンソン作品に出会い、原著を読むためにスウェーデン語を習得。以後、ヤンソン作品の翻訳・研究を多数手掛ける。著書に『シモーヌ・ヴェイユ 力の寓話』『ムーミンを読む』『ムーミン谷のひみつ』『ムーミン谷のひみつの言葉』『トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界』など。訳書にヤンソン作品多数のほか、「ムーミン・コミックス」がある。『根をもつこと』『自由と社会的抑圧』などシモーヌ・ヴェイユ著作の編訳書も多い。

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