ミシェル・フーコー
( ふーこー,みしぇる )1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。主著に『精神疾患とパーソナリティ』『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』『性の歴史』がある。
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刑務所が悔悛の装置として誕生する経緯を辿り、後の『監獄の誕生』では十分に展開されることのなかった「道徳」の観点から、現代の規律権力の起源を問う講義録。
6,600
円978-4-480-79043-9
0010
2017/06/22
A5判
448
頁規律権力はどこから来たのか―現代の監視社会の起源を問う、もうひとつの『監獄の誕生』!18世紀末から19世紀にかけ、監獄という刑罰の形態が、身体刑にとって代わり、突如として一般的になる。なぜ、このような奇妙な現象が生じたのか。犯罪者を「社会の敵」へと変えるさまざまな刑罰の理論と実践を検討し、のちの『監獄の誕生』では十分に深められなかった「道徳」の観点から、現代における規律社会の到来を系譜学的にさぐる。フーコー権力論の転回点を示す白熱の講義。
一九七三年一月三日の講義
一九七三年一月十日の講義
一九七三年一月十七日の講義
一九七三年一月二十四日の講義
一九七三年一月三十一日の講義
一九七三年二月七日の講義
一九七三年二月十四日の講義
一九七三年二月二十一日の講義
一九七三年二月二十八日の講義
一九七三年三月七日の講義
一九七三年三月十四日の講義
一九七三年三月二十一日の講義
一九七三年三月二十八日の講義
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