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シリーズ・全集

アンドレ・ジッド集成Ⅳ

20世紀フランスを代表する作家の個人全訳集成。第4巻には実験的な小説「贋金つくり」「『贋金つくり』の日記」、最後の作品「テゼ(テーセウス)」を収録。

定価

8,470

(10%税込)
ISBN

978-4-480-79104-7

Cコード

0397

整理番号

2017/09/20

判型

A5判

ページ数

544

解説

内容紹介

いかなる物語へも収束されない“純粋小説”を問い、未来に開かれた野心作『贋金つくり』、このメタフィクションを別光源から照らす創作ノート『『贋金つくり』の日記』、ギリシア王に生涯を生ききった者の感慨を託す『テーセウス』。ジッド円熟期の傑作三篇を収める。

目次

贋金つくり
『贋金つくり』の日記
テーセウス

著作者プロフィール

アンドレ・ジッド

( じっど,あんどれ )

(1869-1951) フランスの作家。小説、随筆、評論、日記、詩、戯曲、翻訳、書簡など、多様な形式を用いて文学の限界を広げ、変化、生成する人間の姿をさまざまな角度から描き出した。苦悩にみちた青春から晴朗な老年まで、常に自由な精神を持って十全に生き、数多くの名言を残したモラリストでもある。

二宮正之

( にのみや・まさゆき )

1938年、東京生まれ。1965年以来、在欧。ジュネーヴ大学名誉教授。著書に『私の中のシャルトル』『小林秀雄のこと』、訳書に『ジッド=ヴァレリー往復書簡』ほか。

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