斎藤美奈子
( さいとう・みなこ )斎藤 美奈子(さいとう・みなこ):1956年生まれ。文芸評論家。1994年『妊娠小説』でデビュー。2002年『文章読本さん江』で第1回小林秀雄賞受賞。他の著書に『学校が教えないほんとうの政治の話』『中古典のすすめ』『日本の同時代小説』『忖度しません』『挑発する少女小説』『出世と恋愛』『あなたの代わりに読みました』『ラスト1行でわかる名作300選』ほか多数。
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コロナ禍で露呈したのは、日本には生活困窮者がこんなにいるということだった! 一億総中流は過去の夢。なぜこうなったのかを本を読んで考え続けた同時代批評。
バカが世の中を悪くする、とか言ってる場合じゃない(「反知性主義」を批判するあなたの知性
誰が北朝鮮拉致問題をねじ曲げたのか ほか)
戦後日本の転換点はいつだったのか(戦後日本のピークはいつだったのか
戦後日本の右旋回はいつ起きたのか ほか)
わかったつもりになっちゃいけない、地方の現在地(観光でも基地でもない、沖縄の実像
アイヌ民族は「未開の民」だったのか ほか)
文学はいつも現実の半歩先を行っている(認知症が「文学」になるとき
セクシュアリティと小説のトリッキーな関係 ほか)
当事者が声を上げれば、やっぱり事態は変わるのだ(彼女が「フェミニスト」を名乗るまで
セクハラと性暴力をめぐる由々しき誤解 ほか)
番外編 新型コロナウイルスが来た!
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