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定価

3,080

(10%税込)
ISBN

978-4-480-83203-0

Cコード

0097

整理番号

2009/01/22

判型

四六判

ページ数

432

解説

内容紹介

68年世代のポールは、まばゆいばかりの美しい富豪令嬢と出会い、結ばれる。写真家としても大成功をおさめた幸運な日々…そこに突如、すざまじい悲劇がつぎつぎと襲いかかる。ミッテラン大統領も登場、マラソンの円谷選手の哀切な死が綴られたり、スリルいっぱいの展開と絶望のさい果てのペーソスが胸をえぐる、フランスでベストセラーの話題作。

著作者プロフィール

ジャン=ポール・デュボワ

( でゅぼわ,じゃん=ぽーる )

1950年トゥールーズ生まれ。左翼系週刊誌『ヌーヴェル・オプセルバトゥール』のレポーターとして活躍する一方で、1994年の処女作『ぼくは人生が怖い』以来、精力的に小説を書き続けている。本作『フランス的人生』がベストセラーとなり、2004年度のフェミナ賞を受賞したあとも順調に作品を発表している。

吉村和明

( よしむら・かずあき )

1954年横浜生まれ。上智大学教授。専攻は19世紀フランス文学、表象文化。主要訳書、『ドーミエ版画集成』第二巻「劇場と法廷」(1994年、みすず書房)、オノレ・ド・バルザック『ラブイユーズ』(2000年、藤原書店)、ロラン・バルト『批評をめぐる試み』(2005年、みすず書房)など。

この本への感想

優秀な兄を亡くし、失望深い一家の中でポールは幼少期を過ごす。その後、セックス、ドラッグ、左翼思想にまみれた青春を謳歌し、やがてまばゆいばかりの美しい富豪令嬢と出会い、結ばれるのだが…。
家族を憂い、ペーソスあふれる語りで綴ったダメ男の半生。

ヌーヴェルヴァーグの映画が好きな人はぜひ。

よだみな

さん
update: 2009/06/08

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