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単行本

ポストモダンの正義論

——「右翼/左翼」の衰退とこれから

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-84293-0

Cコード

0010

整理番号

2010/09/16

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

「社会はより良くなる」という「進歩」の理想が失われ、右も左もいまや弱体化している―。200余年にわたるその過程を描き、地球規模の「正義」でなく、自らの現場から始める「ミニマルな正義」を推奨する、この時代の正義論。

目次

序論 「新しい貧困」と“正義”のミクロ化
第1章 市民革命と保守主義の誕生
第2章 進歩の歴史哲学
第3章 進歩と経済成長
第4章 進歩と社会的正義
第5章 ポストモダンと「歴史(進歩)の終焉」
第6章 ポストモダン的な不安と「正義」

著作者プロフィール

仲正昌樹

( なかまさ・まさき )

1963年生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士(学術博士)。現在、金沢大学人間社会環境研究科教授。主な著書に『「不自由」論』(ちくま新書)、『集中講義! 現代の現代思想』(NHKブックス)などがある。

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