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筑摩選書

シベリア鉄道紀行史

——アジアとヨーロッパを結ぶ旅

定価

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ISBN

978-4-480-01561-7

Cコード

0365

整理番号

0058

2013/01/15

判型

四六判

ページ数

288

解説
出版社品切れ

内容紹介

列強による世界分割のさなか、ロシアの極東開発の重点を担ったシベリア鉄道。20世紀の歴史に翻弄され続けたこの鉄道を旅した近代の日本人の目は、車窓に何を見たのか。ヨーロッパに至る憧れの旅路、軍隊や流刑の民を極東に送る脅威の鉄道、夢の共産主義国家、危険な脱出劇の舞台…当時のガイドブックや新聞記事、ジャーナリストや政治家、作家や芸術家らの記述をたどり、シベリア鉄道という表象装置のイメージ変遷を追う。

目次

序章 旅の始めに―近代日本とシベリア鉄道
第1章 一九世紀後半=世界分割の時代の大鉄道計画―1874‐1902
第2章 日露戦争とシベリア鉄道全線開通―1903‐1909
第3章 第一次世界大戦とシベリア出兵―1910‐1924
第4章 ソ連との国交回復と「黄金の二〇年代」―1925‐1931
第5章 「満州国」建国宣言と第二次世界大戦―1932‐1945
終章 旅の終りに―二〇一二年ユーラシア大陸横断記

著作者プロフィール

和田博文

( わだ・ひろふみ )

和田 博文(わだ・ひろふみ):1954年、横浜市生まれ。東洋大学名誉教授。東京女子大学副学長・比較文化研究所長・丸山眞男記念比較思想研究センター長を歴任。ロンドン大学SOAS、パリ第7大学、復旦大学大学院の客員研究員や客員教授を務めた。著書に『シベリア鉄道紀行史――アジアとヨーロッパを結ぶ旅』(交通図書賞受賞)『三越 誕生!――帝国のデパートと近代化の夢』『漫画家が見た百年前の西洋――近藤浩一路『異国膝栗毛』の洋行』(以上筑摩選書)、『資生堂という文化装置 1872-1945』(岩波書店)、『飛行の夢 1783-1945』(藤原書店)、『モード誌と戦争――宇野千代が『スタイル』で描いた夢』『日本人美術家のパリ1878-1942』(平凡社)などの著書がある。編著に『猫の文学館』Ⅰ・Ⅱ、『月の文学館』『星の文学館』『森の文学館』『石の文学館』(以上、ちくま文庫)、『パリと日本人近代文学セレクション』(平凡社ライブラリー)など。

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