筑摩選書
日本と西欧の五〇〇年史
西尾幹二
著
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「日本人」たることを“証明”する戸籍、戸籍をもたない天皇家―。どちらも「血統」、「家」の存続といった原理に支えられてきた。天皇制と戸籍は、いかなる関係にあるのか?その根底には、何があるのか?古代に始まり、世界に類を見ない日本独自の制度でありながら、正面から問われることのなかった難問に挑んだ、渾身の書!
序章 天皇家と戸籍へのまなざし
第1章 戸籍なき天皇家
第2章 「皇統譜」とは何か―天皇家の系譜
第3章 「臣籍降下」の歴史―「皇籍」と「臣籍」のあいだ
第4章 天皇家の結婚
第5章 家の模範としての天皇家
終章 天皇と戸籍のゆくえ―支え合う二つの制度
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