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ちくま文庫

これで古典がよくわかる

古典文学に親しめず、興味を持てない人たちは少なくない。どうすれば古典が「わかる」ようになるかを具体例を挙げ、教授する最良の入門書。

定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03690-2

Cコード

0195

整理番号

-6-8

2001/12/13

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

あまりにも多くの人たちが日本の古典とは遠いところにいると気づかされた著者は、『枕草子』『源氏物語』などの古典の現代語訳をはじめた。「古典とはこんなに面白い」「古典はけっして裏切らない」ことを知ってほしいのだ。どうすれば古典が「わかる」ようになるかを具体例を挙げ、独特な語り口で興味深く教授する最良の入門書。

目次

第1章 古典を軽視する日本人
第2章 日本という国にはいろいろな古典がある
第3章 「和歌」とはなにか?
第4章 日本語の文章はこうして生まれる
第5章 「わかる古典」が生まれるまでの不思議な歴史
第6章 人間の書いた『徒然草』
第7章 どうすれば古典が「わかる」ようになるか

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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