紀田順一郎
( きだ・じゅんいちろう )紀田 順一郎(きだ・じゅんいちろう):1935年、横浜生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。評論家、作家。近代史、出版論、書誌、言語とコンピュータなどの分野で旺盛な評論活動を展開、推理小説も手がける。著書に『古本屋探偵の事件簿』『東京の下層社会』『幻想と怪奇の時代』(2008年度日本推理作家協会賞)『蔵書一代』など、訳書に『M・R・ジェイムズ怪談全集』など多数。三一書房より『紀田順一郎著作集』(全8巻)が刊行されている。
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年々歳々、本は同じからず。紙背と行間をたどる読書の四季。
奥付の歳月
砂塵の中の記録
沈黙の海、あるいは海の沈黙
ナチュラリストの終焉
棒にふった男
年季の入った本
古い写真の片隅
見えない人間
名画の謎
いぶし銀の魅力〔ほか〕
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