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単行本

私のつづりかた

——銀座育ちのいま・むかし

現在89歳の作家が、銀座の泰明小学校二年生のときに書いた作文を、いま読みなおす。町並み、学校、家族、友人、戦争の影――甦る、82年前の東京!

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81535-4

Cコード

0095

整理番号

2017/02/15

判型

四六判

ページ数

208

解説

内容紹介

1935年、銀座・泰明小学校の2年生だったオザワノブヲ少年が書いた作文の数々は、持ち帰るたび最愛の父により綴じられ、80代後半となった作家の眼前にある。遠足や軍楽隊パレードなどの学校行事、花火やデパートへのお出かけなど家族との思い出、そして友人と遊んだ銀座の町並み―幼少期の作文から思い出されるのは、愛すべき出来事や風景である。オザワノブヲ少年が描いた絵も多数掲載!

目次

シケンヤスミ
ツマラナイ
カツミ
花デンシャ
トホクワイ
カラス森ジンジヤ
海軍記念日
トホクワイ(その2)
ヱンソク
人形ノオツカヒ
花火
慰問文
たかしまや
ぐんがくたい
ゑんそく
年始廻り
豆まき
僕の弟
虎屋自動車商会

著作者プロフィール

小沢信男

( おざわ・のぶお )

1927年生まれ。東京・銀座西8丁目育ち。日本大学芸術学部卒業。大学在学中の52年、『江古田文学』掲載の「新東京感傷散歩」を花田清輝に認められ、53年に「新日本文学会」に入会。以後、小説、詩、俳句、評論、エッセイ、ルポルタージュなど多ジャンルにわたり文筆活動を行う。著書に『私のつづりかた』『東京骨灰紀行』『裸の大将一代記』『悲願千人斬の女』(以上、筑摩書房)、『俳句世がたり』(岩波書店)、『通り過ぎた人々』(みすず書房)、『捨身なひと』(晶文社)、『本の立ち話』(西田書店)などがある。

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