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内容紹介
JRPGを牽引する、アトラスのゲームクリエイター橋野桂。最新作であり集大成となる『メタファー』開発の軌跡が、この1冊に。
キャラクター、シナリオ、バトル、日常、UI担当者の証言や、貴重資料を多数収録。ものづくりに関わるすべてのひとに贈る、傑作ノンフィクション。
目次
【目次】
第1章 世界の設定――はじまり
「「世界が変わるかもしれない」というイメージ、幻想をもってほしい」
第2章 シナリオの作成――橋野桂とアトラス
「「おもしろくなきゃ、しょうがないよね」という、クリエイティブに対する気質は、あまり変わってないかな」
証言1 副島成記(キャラクターデザイン)
「キャラクターを、キャラクターとして愛してほしい」
第3章 スタッフの合流――ディレクションの技法
「これがRPGの設計図そのものですね」
第4章 試作――物語をシステムに落とし込む
「ベタな王道の物語に、自然となったんですよ」
証言2 田中裕一郎(シナリオ)
「もう直せないくらいまでつくりおえてこそ、本当に直すべき箇所が見えたりするものです」
第5章 データの作成――なぜ、削らなければいけないのか
「全部が一貫している気がすると、うれしくなるじゃないですか」
第6章 データの量産――こだわりの筋を通した、集大成
「結局は筋が通るかどうか」
証言3 後藤健一(バトル)
「理想は、プレイヤーが「死ぬかも」と思ってて、殺されないのが一番なんですよ」
第7章 ゲームをつなぐ――「おもしろさ」を実装する
「プレイヤーが次々にそのゲームの中でやりたいことをひらめいていって「ああ、やりたいことがたくさんある。大変だ!」みたいな気持ちになる」
第8章 データの調整――通し、とんち、一貫性
「「諦める」か「作業する」か。その二択の「あいだ」をどう捻り出せるか」
証言4 木戸梓(日常)
「『ペルソナ』シリーズで愛されてきた部分に、正面から向き合う」
第9章 仕上げ――正式タイトルは『メタファー』
「いまが、一番クオリティが上がる時期ですから」
証言5 伊勢幸治(UI)
「「気持ちよくする」という部分が、うまくできたかなという実感があります」
第10章 発売に向けて――JRPG3・0を目指して
「時代感覚に合わせたJRPGのつくりかたを模索してみたい」
エピローグ
お詫びと訂正
さやわか著/アトラス監修『RPGのつくりかた —橋野桂と『メタファー:リファンタジオ』』について、編集製作上の都合により、刊行を延期します。
当初の発売日:2024年12月23日(月)(2024年12月19日(木)配本)
↓
延期後の発売日:2025年2月5日(水)(2025年2月3日(月)配本)
発売を楽しみにお待ちいただいている読者ならびに関係者の方々に、心からお詫び申し上げます。