loading...

単行本

ミステリ作家のたくらみ

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-82252-9

Cコード

0095

整理番号

1988/11/30

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

みずみずしいトリック精神に満ちあふれた作者のたくらみにめぐりあいたいという気持はいつになっても変ることはありません。この本はここ数年間にあちこちに書いた主としてミステリに関する文章をあつめたものです。読みものとしてもたのしめる解説をというのが一貫した試行(たくらみ)でした。

目次

1 まるで奇術のように(奇術とミステリの接点―『魔術ミステリ傑作選』
チェスタトンのはなれわざ
ブラウンは勿体ないが使いよい
女王陛下のミスディレクション―アガサ・クリスティー
ディクスン・カー『火刑法廷』の仕掛 ほか)
2 トリック・グラフィティー(ただめずらしくあほらしく―超能力者の演出
トンネル・ビジョン
ホームズは甦る―『シャーロック・ホームズ大全』
なつかしい語り口、いろいろ―『クイーンの定員』
だまし合い法廷―和久峻三『裁判官の陰謀』 ほか)
3 そして、うそ、まこと(ウィットのゲームのスーパー・ヒーロー
あっぱれなルール違反
虚構が時代をとびこえるとき―フォーサイス『第4の核』
うそとまことのタイトロープマン―半村良『闇の中の系図』
アナーキーな体制派サキのうそつき調理法 ほか)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「単行本」でいま人気の本

これから「大人」になる人たちへ