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単行本

文壇栄華物語

——中間小説とその時代

定価

3,190

(10%税込)
ISBN

978-4-480-82339-7

Cコード

0095

整理番号

1998/12/10

判型

四六判

ページ数

432

解説

内容紹介

前作『文壇うたかた物語』に続いて、編集者の目から眺めたもう一つの戦後文壇史。有名・無名の作家、編集者が織りなす、筆一本に賭けた哀感の明け暮れ。

目次

青山虎之助が「新生」を創刊する
菊池寛が文芸春秋社を解散する
武田麟太郎の急逝、散る花のなにをかいそぐ
織田作之助の上京とその死
焼跡の水上勉と和田芳恵
丹羽文雄と舟橋聖一の活躍
「苦楽」、「日本小説」の創刊
田村泰次郎が「肉体の門」を発表する
高見順が「深淵」の連載をはじめる
坂口安吾が「不連続殺人事件」を持ち込む〔ほか〕

著作者プロフィール

大村彦次郎

( おおむら・ひこじろう )

1933年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部・文学部卒業後、講談社入社。「小説現代」「群像」編集長を経て、文芸出版部長、文芸局長、取締役を務める。著書に『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』『ある文藝編集者の一生』『文士の生きかた』『時代小説盛衰史』『文士のいる風景』『万太郎 松太郎 正太郎』(いずれも筑摩書房)。『文壇栄華物語』は第18回新田次郎文学賞、『時代小説盛衰史』は第41回長谷川伸賞、第19回大衆文学研究賞を受賞。

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