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単行本

ほんのかすかな光でも

『ショウコの微笑』『わたしに無害なひと』で人気を博し、数々の賞を受賞してきた作家の最新短編集。2018~23年作全7編。二人の関係に心揺さぶられる。

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-83223-8

Cコード

0097

整理番号

2025/11/10

判型

四六判

ページ数

304

解説

内容紹介

『ショウコの微笑』『わたしに無害なひと』で人気を博し、数々の賞を受賞してきた作家の最新短編集。2018~23年作全7編。二人の関係に心揺さぶられる。

寄せられたコメント

泣きそうだ、と思う瞬間がいくつかあった。 しかし、それは涙腺を緩ませはしなかった。 もっと心の奥底の震えが、そう錯覚させていた。 この震えの感覚を上手く言葉にできないことがもどかしい。 人と人の交流が、あるラインを超えたときに起こる摩擦が心に響いてくる。 チェ・ウニョンは、そのライン際にある渚を物語として形にしている。 ひいては返す波のように、捉えどころのなく動く他者との境界。 その一線に触れたときに起こる名もなき感情。 誰もが経験したことのあるそれを、誰もが読むだけで体験できる物語として、 仕上げること。素晴らしい作家の仕事だと思えた。
──

フタバ図書

萩原健太

さん
私にとって本作は、 人の細やかな感情が幾重にも折り重なっている、 やわらなか光の結晶を集めたような短編集でした。 また、人生の中で負傷した傷を、 ふわっとくるんでくれる言葉の明かりでした。 読み終えた後も、 物語を思い出すだけで、 心が彩り豊かに揺らめきます。 筆舌に尽くしがたい、とても素敵な作品です。
──

紀伊國屋書店 福岡本店

宗岡敦子

さん

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