国家語をこえて ─国際化のなかの日本語

日本語教育にあらわれる「外国人にはわからない美しさと独自性」というイデオロギーを批判し、ことば本来の力を解放する道を示す実践的社会言語学入門。

国家語をこえて ─国際化のなかの日本語
  • シリーズ:単行本
  • 1,762円(税込)
  • Cコード:0081
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1989/09/27
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:264
  • ISBN:4-480-85519-X
  • JANコード:9784480855190

この本の内容

外に出てゆくビジネスマン、内に入ってくる労働者。そして「首を切られないための日本人上司の呼び方」教育…国際化の進展とともにあらわになった「外国人には理解できない独得の日本語」という伝統的規範を批判し、ことば本来の力を解放する方法を提示する。現代日本語イデオロギー批判。

この本の目次

「宗主国家語」をこえて―日本語の「国際化」をめぐるイデオロギー状況
英語の呪縛
オトは翻訳できるか?
ことばと権力
新しい「文化方言」の試み―読本『にんげん』を読む
言語の革命、意識の革命
ヨーロッパと言語イデオロギー
現代言語学の「不幸」
愛のカタカナ
エスペラント百年
二つのモンゴル学会議から
ことばの本いくつか〔ほか〕

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