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シリーズ・全集

「改革」と日本政治 年報政治学2025-Ⅱ

1990年代以降に推し進められた様々な制度の「改革」。それらは日本政治に何をもたらしたのか。多彩なアプローチから分析する。編集委員長=堤英敬

定価

4,950

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86751-3

Cコード

3331

整理番号

2025/12/17

判型

A5判

ページ数

448

解説

内容紹介

1990年代以降に推し進められた様々な制度の「改革」。それらは日本政治に何をもたらしたのか。多彩なアプローチから分析する。編集委員長=堤英敬

目次

◆特集目次
はじめに――「改革」は日本政治の何をどう変えたのか……堤英敬
日本の政党助成制度は政党システムに何をもたらしたのか?――第一党ボーナスと多党化……濱本真輔
野党はなぜまとまらないのか?――原発と集票……池田文
自民党の派閥再考――政治改革は派閥を衰えさせたのか……山本健太郎
新聞における首相報道量の長期的変化――閣僚・党幹部との比較を通じた検討……前田幸男
政治改革の政治過程……森裕城
小選挙区制導入への道程――言論空間の動向を中心に……佐々木雄一

◆公募論文
イギリスのEU域内移民受入れをめぐる政策過程……源島穣
元田永孚、三島中洲、中江兆民における儒学と「国会」――「私」から「公」に至る道程……田中豊
選挙での敗北は「償い」になるか――「裏金議員」の選挙当落を対象としたRDDによる検証……高木顕心
ソールズベリー卿の保守主義と「パーマストン=ダービー連合」……遠山隆淑
「地方自治は民主主義の学校」の系譜――トクヴィル、ミル、ブライス……上田悠久
事務マニュアルに見る中央地方関係――厚労省通知と自治体内部マニュアルの比較検討……山之内真歩
マキァヴェッリ以前の農地法解釈――シエーナのフランチェスコ・パトリッツィとギリシア語古典の復興……横尾祐樹
正義・基礎構造・家族――ケア関係の背景的正義論へ……倉田大輔
満州事変と谷正之――満州事変は戦間期の外務省をどう変えたのか……湯川勇人


2024年学界展望……日本政治学会文献委員会

著作者プロフィール

日本政治学会

( にほんせいじがっかい )

日本政治学会(にほんせいじがっかい):1948年設立の由緒ある学会。学会誌である『年報政治学』は年2回刊行。各号それぞれ特集テーマに関連した特集論文と、特定のテーマにとらわれない独立論文を掲載している。

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