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ちくま新書

兵庫県知事問題 失敗の本質

——情報不信はなぜ生まれたか

自分の非を認めないこの国の体質!

告発文からはじまる一連の騒動。会見、公益通報、内部調査など過ちが止まらない県当局。報じるメディアも不信感を増幅させる。今後の日本を予見する問題に肉薄。

定価

1,056

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07751-6

Cコード

0236

整理番号

1920

2026/06/08

判型

新書判

ページ数

272

解説

内容紹介

謝罪すべきところで謝罪しない
報じない理由を説明しないマスコミ
知事に忖度し続けた側近たち
守られないプライバシー
過熱報道を生み出した調査
事実かどうかは二の次

自分の非を認めないこの国の体質!


一通の告発からはじまった兵庫県の文書問題。元々は県の内部の課題を指摘したものだったが、不適切な会見や対応がくり返される中、歯車が狂いだし収拾がつかなくなる。国の制度まで巻き込んだ騒ぎの中で、メディアはなぜ報じなかったのか、テレビは何を過剰演出したのか、SNSこそが真実なのか。この国の体質をあぶりだし、これからの国の形につながるこの問題、どこに「失敗」があったのかを掘り下げる。

目次

第一章 告発文書――知事とメディアの対応
第二章 情報発信に失敗した会見
第三章 反論から公益通報へ――高まる知事への不信
第四章 懲戒処分――くり返された誤ったメッセージ発信
第五章 "黒幕"とされた県議と疑惑追及報道
第六章 百条委員会設置へ――"政局"はなぜ生まれたか
第七章 初の釈明会見――説明責任は果たされたか
第八章 告発者の死と情報漏洩――書かなかったメディア
第九章 報道することで失われた信頼
第十章 メディアはなぜ誤情報を放置したのか

著作者プロフィール

小林和樹

( こばやし・かずき )

小林 和樹(こばやし・かずき):1968年生まれ。ジャーナリスト。1992年NHK入局。報道局社会部・大阪局・神戸局などで記者・デスク。2024年退職。取材・制作した番組「「生活保護3兆円」を問うキャンペーン」「NHKスペシャル未解決事件#6 赤報隊事件」などで、坂田記念ジャーナリズム賞を受賞。共著に『病院ビジネスの闇』『生活保護3兆円の衝撃』(宝島社)などがある。

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