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ちくま文庫

親子で育てる ことば力と思考力

認知科学者・今井むつみが教える「自分で学べる子」の育て方

AI時代に必要なのは自ら学ぶ力だ。知識の教え込みではなく「ことば力」を育てれば思考力も伸びる。その仕組みと方法を伝える。特別対談 水野太貴

定価

990

円
(10%税込)
ISBN

978-4-480-44136-2

Cコード

0137

整理番号
い

-110-1

2026/11/10

判型

文庫判

ページ数

192

頁
解説

特別対談 水野太貴

内容紹介

AI時代を生きる子に必要なのは自ら学び続ける力であり、知識の教え込みは逆効果だ。ことばの意味を自ら探究し、ことば力が育てば、思考力や学力も自然と育つ。本書は認知科学と発達心理学の知見に基づき、その仕組みと育て方を解説。絵本の読み聞かせや、会話や遊びなど日常でできる実践も紹介し、親が「足場かけ」を行って主体的な学びを引き出す方法を伝える。
文庫版特別対談 水野太貴

目次

1 子どもはことばをどう覚えていくか
ことばが指し示す範囲を探す──「ウサギ」の意味は?/モノの特徴に注目する──レモンもはっぱも「おつきさま」/知らないことばの意味を推測する/発見したことをすぐ別のシーンで応用する/大人が気づかない関係性に気づく/文法も自分で分析して覚える/漢字の読み方も自分で発見/語彙のシステムをバージョンアップする/自分中心の視点から離れて世界を見る──大きいネズミと小さいゾウ/枠を自分で探す──前と後ろ

2 ことばの力と「思考力」
「思考力」っていったい何?/推論って何?/知識を素早く取り出す力──情報処理能力/思考をコントロールする力──実行機能/ことばの力と「思考力」

3 学校で必要になることば力と「9歳の壁」
日常生活の語彙では足りない/抽象的な概念のことばを理解する/状況に合わせてことばの意味を考える/ことばのセンスが育っているかがカギ

4 幼児期にことば力をつける方法
ことば力が十分に育たないわけ/幼児期のことば力が学力を決める/幼稚園・保育園卒園でサポートをやめないで!/ことば力を育てる方法 ①~⑧/教えるより「足場かけ」

5 思考力と学力を育てる絵本読み聞かせ
小学校以降で必要な語彙のほとんどは読書から学ぶ/絵本選びと絵本読みのポイント/赤ちゃんも絵本からたくさん学ぶ/ちょっとした工夫で赤ちゃんをサポート/オノマトペも役に立つ/小学校入学後もいっしょに本を読もう

付録 「英語の学習をいつはじめるか問題」への考え方
文庫版特別対談 子どものことばを育てるために、保護者は何をしたらよいのか
水野太貴(ゆる言語学ラジオ)×今井むつみ

著作者プロフィール

今井むつみ

( いまい・むつみ )

今井 むつみ(いまい・むつみ):慶應義塾大学名誉教授。1994年ノースウエスタン大学心理学博士。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。著書に、『言語の本質』(共著、中公新書)、『ことばの発達の謎を解く』(ちくまプリマー新書)、『言葉をおぼえるしくみ』(共著、ちくま学芸文庫)、『ことばの学習のパラドックス』(ちくま学芸文庫)、『ことばと思考』『学びとは何か』『英語独習法』『学力喪失』(以上、岩波新書)、『算数文章題が解けない子どもたち』(岩波書店)、『プレイフルラーニング』(小学館)ほか多数。『遊んで学ぶ プレイフルカード 算数トランプ』(小学館)など教具の開発にも取り組んでいる。

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