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ちくま学芸文庫

翻訳の常識

——読解力から翻訳力へ

「翻訳の神様」が説くその極意

真にすぐれた翻訳とはいかなるものか。達意の訳文で知られる英文学者が、豊富な実例と解説を通じて読解から翻訳までの道筋を説く。解説 山本史郎

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51384-7

Cコード

0182

整理番号

-50-1

2026/06/10

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

翻訳は、「与えられた英文の意味するところを正しく把握理解する作業」と「その理解しえたところをなるべく適確な日本語で言いあらわす仕事」という二つのプロセスから成る。では、真にすぐれた翻訳とはいかなるものか。本書では、達意の訳文で知られる英文学者が、読解から翻訳までの実際の道筋を説く。前半では、第二言語として英語を学習することや英文読解の秘訣について自身の体験も交えつつ大胆に語り、後半では、文学作品を中心とする例文に解説を施す形式で、英文を適切に理解し、それを翻訳する手順を懇切丁寧に論じる。すべての英語学習者が読むべき不朽の翻訳指南書。 解説 山本史郎

目次

はしがき
第一部 読解力養成のために
I. 昔ばなし
II. 会話の問題 しゃべる英語
III. 読解力の養成(1) 外形的方面
IV. 読解力の養成(2) 論理的に考えるということ
V. 読解力の養成(3)‘A boy is a notebook.’――柔軟な頭を
VI. 一応のしめくくりと演習と
第二部 英文の解釈から翻訳へ
I. 英文解釈ということ
II. 文学作品の翻訳
解説(山本史郎)

著作者プロフィール

朱牟田夏雄

( しゅむた・なつお )

朱牟田 夏雄(しゅむた・なつお):1906-1987年。英文学者。東亜同文書院、神戸商大予科、第一高等学校、東京大学、中央大学などで教鞭をとる。18世紀英国文学を中心に精力的に翻訳を行い、ロレンス・スターン『紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見』で読売文学賞(1967年)を、ジョージ・メレディス『エゴイスト』で日本翻訳文化賞(1978年)を受賞。『英文をいかに読むか』の著者としても知られる。

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