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ちくま学芸文庫

『観無量寿経』講義

「凡夫」のための教え

浄土教の根本経典として、日本仏教に絶大な影響を与えた『観無量寿経』。平易な現代語訳とわかりやすい解説で明快な読み方を示した決定版入門書。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51386-1

Cコード

0115

整理番号

-9-12

2026/07/09

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

日本人に馴染み深い「念仏」。この念仏を称えよと説く浄土仏教の三つの根本経典が「浄土三部経」であり、そのうち最後に成立したとされるのが『観無量寿経』(観経)だ。ただし観経の教えの中心はあくまで浄土や仏の姿をイメージする「観想」にあり、念仏は、観想ができない者の救済手段として最後に登場するにすぎない。観経のこうした構成は何を意味するのだろうか? 本書は平明な現代語訳と解説で、理解が難しいこの経典を読みといていく。そこから見えてくるのは、宗教を求めざるをえない「凡夫」としての人間の姿と、その救済のために法然らが導き出した経典解釈の革新性だ。最良の観経入門書。

目次

第一章 『観無量寿経』の魅力
第二章 『観無量寿経』を読む
第三章 法然と『観無量寿経』
第四章 座談会 『観無量寿経』を語る
あとがき
『観無量寿経』原文 

著作者プロフィール

阿満利麿

( あま・としまろ )

阿満 利麿(あま・としまろ):1939年生まれ。京都大学教育学部卒業後、NHK入局。社会教養部チーフ・ディレクター、明治学院大学国際学部教授を経て、現在同大学名誉教授、連続無窮の会同人。『日本精神史』『『教行信証』 入門』『『往生要集』入門』(以上、筑摩書房)、『法然の衝撃』『親鸞 普遍への道』『無量寿経』『歎異抄』『親鸞からの手紙』『『歎異抄』講義』『法然の手紙を読む』(以上、ちくま学芸文庫)、『日本人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書)、『選択本願念仏集』(角川ソフィア文庫)など著書多数。

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