高坂康雅
( こうさか・やすまさ )髙坂 康雅(こうさか・やすまさ):1977年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻修了。現在は和光大学現代人間学部教授。公認心理師。主な著書に『恋愛と結婚の心理学――恋愛心理学研究の現在地』(福村出版)『深掘り!関係行政論 教育分野――公認心理師必携』(北大路書房)など、共著に『「叱らない」が子どもを苦しめる』(ちくまプリマー新書)、『こころを守る仕事をつくる――心理職の新たなキャリアと働き方の可能』(金子書房)などがある。
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不登校になったら
勉強についていけない?
そのまま引きこもり?
まずは実状を知ろう。
不登校の小中学生は約34万人。もしクラスの子が、自分が、わが子が、不登校になったとき、どんな困難や解決方法があるのか。学校に行かない・行けない彼らをとりまく環境はどうなっているのか。子どものつらい気持ち、親の孤立などの現状を伝える。
教育ジャーナリストおおたとしまさ氏推薦!
「煽らない、脅さない、誤魔化さない。
これほど丁寧で真摯で冷静で網羅的で
バランスのとれた不登校の本を私は知らない。」
第一章 三四万人という数字の背景 ── 不登校の現状
第二章 学校に行かないのもつらい ── 子どもの気持ち
第三章 軽視されている保護者の孤立 ── 親の気持ち
第四章 ゲームと寝坊のスパイラル ── 家庭での対応方法
第五章 先生も不登校のプロじゃない ── 学校との相談・交渉
第六章 不登校ビジネスに要注意 ── 適切な居場所探し
第七章 不登校は「お先真っ暗」なのか ── その後の進路