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ちくまプリマー新書

「とりあえず」でキャリアは決まる

決めきらない、でも動くという最良の人生戦略

「とりあえず公務員」「とりあえず買おうかな」。さまざまな意思決定に現れる「とりあえず」の背景にある心理と、「とりあえず志向」の実態、意外な効用について。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68559-9

Cコード

0237

整理番号

526

2026/06/08

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

「とりあえず正社員かな」。
「とりあえず進学するつもり」。
「とりあえず買っとこうかな」。
「とりま連絡するね」。

なぜ若者は「とりあえず」と言うのか?
人生の大きな決断から日常の小さな判断にまで現れる「とりあえず」という言葉。その背景に隠された心理と、「とりあえず志向」の実態、そして意外な効用を説きます。

決めきらない、でも動くという最良の人生戦略について。

◆著者のメッセージ(序章より)
戸惑いや不安がある状態で、リミットが差し迫るなか、どう転ぶか曖昧な状態から脱するための積極的な方策が「とりあえず」であると筆者は考えています。人生(キャリア)は、自分で探し、決断していくことの連続です。長い人生において、トランジション(転換期)やターニングポイントとなる経験が幾度かあるでしょう。しかし、進学にしても就職にしても、決める時点では多くの人は先のことがどうなるか完全に見通せないまま選択をします。そして後から、「あの時、こうだった」「あれが良かったんだ」と後付けしているに過ぎません。ですから、「とりあえず」をきっかけに物事を選択するのはある意味でもっともなことです。結論めいたことを最初から言いますが、「とりあえず」でアクションを起こしたあとどう過ごすかの方がむしろ重要なことなのです。

目次

序 章 「とりあえず志向」について
第1章 「とりあえず」があなたのキャリアに与えるもの
第2章 「とりあえず進学」とその後の人生
第3章 「とりあえず友達」で築ける人間関係
第4章 「とりあえず正社員」ではダメなのか?
第5章 「とりあえずフリーター」はどういう心理か?
第6章 「とりあえず地元」という選択
第7章 「とりあえず志向」が人生を変えた事例
終 章 「とりあえず」でひらくキャリア

著作者プロフィール

中嶌剛

( なかしま・つよし )

中嶌 剛(なかしま・つよし):1974年、兵庫県生まれ。博士(経済学)。帝京大学経済学部教授。専門は労働経済学、キャリア形成論。論文「とりあえず志向と初期キャリア形成――地方公務員への入職行動の分析」(『日本労働研究雑誌』No.632)で第14回労働関係論文優秀賞(JILPT)を受賞。著書に『キャリアデザイン入門テキスト』(学事出版)、『とりあえず志向とキャリア形成』(日本評論社)、『若者の曖昧な進路選択とキャリア形成――とりあえず志向の実証的探究』(晃洋書房)、『ブラック企業に負けないリーガル・リテラシー』(萌書房)などがある。

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