若宮啓文
( わかみや・よしぶみ )1948年東京生まれ。70年に東京大学を卒業し、朝日新聞社に入社する。横浜、長野各支局を振り出しに、政治部長、論説主幹、主筆を経て、2013年1月退社。現在、国際交流センター・シニアフェロー。この間、延世大韓国語学堂に留学し、米国のブルッキングス研究所で客員研究員も務める。主な著書に『和解とナショナリズム』(朝日選書)、『忘れられない国会論戦』(中公新書)、『闘う社説』(講談社)、『ルポ現代の被差別部落』(朝日文庫)などがある。
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冷戦の終焉、「55年体制」の解体、そして「3・11」。軋む日本はジャーナリストの目にどう映ったのか。大変貌と向き合った新聞記者の40年。
第1章 震災報道の現場から―ニュース報道の原点(三月十一日のこと
八十八年前は東京本社が焼失 ほか)
第2章 「差別」の中を歩く―長野で体験したこと(偶然の出会い
これぞ「いじめ」 ほか)
第3章 ロッキード、消費税、冷戦後―永田町の内と外(「総理番」は疲れる
夜討ち、朝駆け、ハコ乗り ほか)
第4章 アジアの戦争は終わったか―分断と領土・歴史と(初めての韓国
北朝鮮で見たもの ほか)
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