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単行本

天皇はなぜ戦争を語ったのか

——新資料で読み解く『独白録』の謎

昭和史の謎に迫る画期的歴史ノンフィクション

新資料「天皇の戦争責任に関する研究」と『昭和天皇独白録』の秘められた関係とは何か。様々な資料を駆使して、戦後日本の原点ともいえる歴史の謎の真相に迫る。

定価

3,080

(10%税込)
ISBN

978-4-480-85821-4

Cコード

0021

整理番号

2026/09/15

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

新資料「天皇の戦争責任に関する研究」と
『昭和天皇独白録』の秘められた関係とは?
昭和史の謎に迫る画期的歴史ノンフィクション

「大日本帝国政府」の文字がある表紙をめくると、現れたのは「天皇の戦争責任に関する研究」と題した報告書で、用紙には「外務省」の文字――これは東京裁判の直前に戦犯裁判を免れるために、天皇に戦争責任がないことをいかに説明するかを外相吉田茂側近の東京帝大法学部教授が追究したものであった。戦後80年という時空を通して眠り続けたこの報告書から見えてきたのは『昭和天皇独白録』との相関と、何のために天皇は戦争を語ったのかという大きな謎を解く鍵であった。さらに、敗戦により責任を問われることになった日本の指導者たちの弁明を様々な新資料を駆使して掘り起こし、戦後日本の原点ともいえる歴史の謎の真相に迫る。

目次

第一章 「天皇の戦争責任に関する研究」
第二章 外務省法律顧問
第三章 米国大統領からの親電
第四章 「独白録」の出自と論点
第五章 盧溝橋以後の一二項目
第六章 内外法政研究会
第七章 想定の起訴状
第八章 弁護団の内情

著作者プロフィール

渡辺延志

( わたなべ・のぶゆき )

渡辺 延志(わたなべ・のぶゆき):1955年、福島県生まれ。ジャーナリスト。歴史をめぐる謎や歴史認識を主なテーマとし、『歴史認識 日韓の溝』(第27回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞)、『関東大震災「虐殺否定」の真相』(ともにちくま新書)、『日清・日露戦史の真実』(筑摩選書)、『虚妄の三国同盟』『軍事機密費』(ともに岩波書店)などの著作がある。2018年まで勤務した朝日新聞では、青森市の三内丸山遺跡の出現、中国・西安における遣唐使の墓誌の発見、千葉市の加曽利貝塚の再評価、神奈川県での日本最古のキリシタンの信仰画の確認などの報道を手がけた。

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