栩木伸明
( とちぎ・のぶあき )栩木 伸明(とちぎ・のぶあき):1958年生まれ。現在、早稲田大学教授。専攻はアイルランド文学・文化。著書に『アイルランドモノ語り』(みすず書房、読売文学賞〔随筆・紀行賞〕受賞)、訳書にウィリアム・トレヴァー『聖母の贈り物』、ブルース・チャトウィン『黒ヶ丘の上で』(みすず書房)などがある。
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ホメロス、ウルフ、オ-スティン、カフカ、古事記……古代から現代まで面白く、重要な世界文学50作品を日本語と英語で「つまみぐい」する画期的アンソロジー。
1 ことばと沈黙(ホメロス『オデュッセイア』/ずる賢さが身を助ける
サッポー「アナクトリアに捧げる頌歌」/魂が叫ぶ抒情詩 ほか)
2 謎と不安(ソポクレス『オイディプス王』/運命がもたらす身の破滅
太安万侶編『古事記』/名が体をあらわす者たちのドラマ ほか)
3 愛と欲(オウィディウス『変身物語』/自己愛の心模様の実況中継
ダンテ・アリギエーリ『神曲』/この恋は地獄に落ちても後悔はない ほか)
4 野生と文明(ウィリアム・ワーズワース「問い返し」/書物を捨てて自然の中へ
サミュエル・テイラー・コールリッジ「年老いた船乗りの詩」/自然が人間に復讐をはじめるとき ほか)
5 ここと彼方(作者不明「漁師少年浦島」/物語歌のインパクト
袁枚「ふとしたときに」/真実を語るために嘘をつくひと ほか)
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