俵万智
( たわら・まち )俵 万智(たわら・まち):1962年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に、佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。1986年に角川短歌賞、1988年に現代歌人協会賞を受賞。『サラダ記念日』『プーさんの鼻』『考える短歌』など、歌集・著書多数。2021年度朝日賞受賞。歌誌「心の花」所属。最新刊は第七歌集『アボカドの種』。2023年、秋の褒賞で紫綬褒章を受章。
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ウルトラ不倫あり、結婚モラトリアムあり、ナンパあり、有名なゴシップあり、告白できなかった恋あり、妻公認の浮気あり、おばあちゃんの恋あり、自然消滅あり、もう何でもありの恋愛心理かたろぐ。伊勢物語に詠みこまれた歌の本歌取りによる、新作短歌も収録。
妻が公認する浮気
3年目の悲劇
告白できずに
年老いて、なお
どうにもとまらない
斎宮の青春
さらぬ別れ
縁がなければ
だから出世しない
結婚モラトリアム
短歌でナンパ
ゆっくり噛んで〔ほか〕
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