宮田登
( みやた・のぼる )宮田 登(みやた・のぼる):1936-2000年。神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を務める。著書に『ミロク信仰の研究』『都市民俗論の課題』『江戸のはやり神』『妖怪の民俗学』『ケガレの民俗誌』『はじめての民俗学』など多数。その関心は民俗学から日本史学、人類学等、周辺諸学におよび、研究の成果は国内外で評価された。
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妖怪はいつ、どこに現われるのだろうか?妖怪の出てくる場所は決まっていて、特定の相手をえらばず、大勢の人間に対して何かを交渉しようとするという。―「都市の周辺」「たそがれ時」「若い女性」などはそのキーワードである。日本各地の調査と柳田国男・井上円了らの研究の再検討を通じて、様々な怪異現象を分析し、妖怪とは何か、妖怪のトポロジーとはどのようなものか、さらに都市空間の持つ魔性についても探究する。
1 妖怪のとらえ方(柳田国男『妖怪談義』から
幽霊と妖怪 ほか)
2 化物屋敷考(枕返しと明かずの間
都市の化物屋敷 ほか)
3 妖怪のトポロジー(辻と境
橋と境 ほか)
4 都市の妖怪(通り悪魔と髪切り魔
都市型犯罪 ほか)
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