ジャック・デリダ
( でりだ,じゃっく )ジャック・デリダ(Jacques Derrida):1930-2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築理論を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた。著書に『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』ほか多数。
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復讐とは何か。ヘブライ語現用化問題の危機を示唆したショーレムの書簡を引き、シオニズムへの脱構築的アプローチをはかる異色作。詳細解説を付す。
1,320
円978-4-480-51383-0
0110
-2-10
2026/08/05
文庫判
224
頁ベンヤミンと深い交友のあったゲルショム・ショーレムは、ユダヤ人の「民族的郷土」建設計画に揺れる1920年代のパレスチナから、ヘブライ語の「現用化」の将来に対する不安をフランツ・ローゼンツヴァイク宛の手紙で告白する。「神聖な言葉」の復讐がもたらす黙示録という破局の思想を切り口に、デリダはシオニズムの脱構築を企てる。スピノザ、ハイデッガー、ヘーゲルと対話しつつ、世代を超える復讐の行方を問う、手紙から100年を経た現在を照射する予言的な異色作。訳者による詳細な解説を付した文庫オリジナル翻訳。
Ⅰ 深淵と火山
Ⅱ 言葉を世俗化すること――火山、火、〈啓蒙の光〉
原註
訳註
解説 鵜飼 哲
【資料】