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ちくま学芸文庫

ニーチェ覚書

バタイユによるニーチェ箴言集

バタイユが独自の視点で編んだニーチェ箴言集。ニーチェを深く読み直す営みから生まれた本書には二人の思想が相響きあっている。詳細な訳者解説付き。

定価

--

ISBN

978-4-480-09465-0

Cコード

0110

整理番号

-12-10

2012/06/06

判型

文庫判

ページ数

224

解説
出版社品切れ

内容紹介

心の救いを天上に求めてカトリックに帰依した若きバタイユ。その信仰から離れる迷いのさなかの彼を、『善悪の彼岸』の哲学者は「血で綴った」箴言で揺さぶった。もっと広大で深い迷いの世界をゆけ、と。バタイユはニーチェとともに迷路のごとき世界を体験し、その「善悪の彼岸」の音信を日常の世界「此岸」に発信するようになる。「ニーチェの思想に帰結を与える」彼の数々の試みのはてに本書は生まれた。ニーチェとナチスを切断し、道徳的断罪を乗り越え、「なおかつ笑い得る」ことを求めて編まれたこの箴言集では、二人の思想が共鳴し、今なお新鮮

目次

1 本質的特徴
2 道徳(神の死と滅びゆく瞬間の価値)
3 政治
4 神秘的状態

著作者プロフィール

ジョルジュ・バタイユ

( ばたいゆ,じょるじゅ )

ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataille):1897-1962年。20世紀フランスの総合的思想家。第二次大戦前は、美学・考古学誌『ドキュマン』、左翼政治団体〈民主共産主義サークル〉、宗教的秘密結社〈アセファル〉などで活躍。大戦中に『無神学大全』(『内的体験』、『有罪者』、『ニーチェについて』)を発表。大戦後は、書評誌『クリティック』を中心に広汎で尖鋭な論陣を張る。著書『呪われた部分』『文学と悪』『エロティシズム』(以上、ちくま学芸文庫)のほかに、小説『眼球譚』、『空の青』などがある。

酒井健

( さかい・たけし )

酒井 健(さかい・たけし):1954年生まれ。法政大学名誉教授。東京大学仏文科卒、同大学院へ進学。パリ大学博士。専門はフランス現代思想、西欧文化史。著書に『バタイユ入門』『ロマネスクとは何か』(ともに、ちくま新書)、『「魂」の思想史』(筑摩選書)、『ゴシックとは何か』『増補 シュルレアリスム』(ともに、ちくま学芸文庫)、訳書にバタイユ『エロティシズム』『純然たる幸福』『呪われた部分』(以上、ちくま学芸文庫)ほか多数。

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