ガブリエル・ガルシア=マルケス
( がるしあ=まるけす,かぶりえる )ガブリエル・ガルシア=マルケス(Gabriel Garcia Marquez):1927年、コロンビアのカリブ海地域の町アラカタカ生まれ。ボゴタ大学中退後新聞記者となり、ヨーロッパ、ベネズエラなどでジャーナリストとして活動。そのかたわら小説を執筆し、55年に『落葉』を出版。67年発表の『百年の孤独』で世界的に評価される。82年にノーベル文学賞受賞。主な作品に『族長の秋』『コレラの時代の愛』などがある。2014年没。
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ガルシア=マルケスの代表的短篇集。改訂し、詳細な解説を付した新版。6つの短篇と中篇1つを収録する。解説 木村榮一/松本健二
990
円978-4-480-44104-1
0197
-5-4
2026/07/09
文庫判
224
頁木村榮一/松本健二
大きな翼を持つひどく年取った男、この世でいちばん美しい水死人、無垢な少女エレンディラの数奇な物語……
"大人のための残酷な童話"ともいえる6つの短篇と中篇「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」を収録。『百年の孤独』ともつながる、コロンビアのノーベル賞作家ガルシア=マルケスの代表的短篇集。改訳し、詳細な解説を付した新版。
解説 木村榮一・松本健二
『百年の孤独』と『族長の秋』というふたつの大作にはさまれて生まれたのが、ここに紹介した『エレンディラ』である。とめどなくエピソードがくり出される壮大なスケールの二編の小説の余滴とも言えるのがこの短編集だが、一方ではこの二作品をつなぎ合わせる性格をも備えている。――木村榮一
ガルシア=マルケス初心者にうってつけの入門書ともいえるのが、本書『エレンディラ』であろう。――松本健二
大きな翼のある、ひどく年取った男
失われた時の海
この世でいちばん美しい水死人
愛の彼方の変わることなき死
幽霊船の最後の航海
奇跡の行商人、善人のブラカマン
無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語
訳者あとがき 木村榮一
余談ながら ―― 新版あとがき 木村榮一
解説 松本健二