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ちくま文庫

トレヴァー短編選集1

英語圏最高の短編作家、トレヴァーの傑作集

英語圏最高の短編作家と称されるW・トレヴァー。人間の生の全域を短編で描き尽くす文学の魔法。新訳4編を含む全8編収録。解説 栩木伸明

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-44114-0

Cコード

0197

整理番号

-31-1

2026/08/05

判型

文庫判

ページ数

320

解説

栩木伸明

内容紹介

英語圏最高の短編作家と称されるウィリアム・トレヴァーの傑作集。すれ違う言葉が織りなすおかしく切ない一日を描いた「ケーキを食べて酔っぱらった日」、幻想の自己像に囚われた男の滑稽さをグロテスクにあぶりだす「レイモンド・バンバーとミセス・フィッチ」など、新訳4編を含む全8編収載。20分の読書が、読者の世界観を静かに反転させる極上の短編の詰め合わせ。
解説 栩木伸明

目次

ケーキを食べて酔っぱらった日  
レイモンド・バンバーとミセス・フィッチ  
ミス・スミス  
午後のダンスの集い  
アトラクタ  
秋の日射し  
マルヴィヒルの形見 
聖人たち  

「本能的な小説家」登場 ── 少し長めの訳者あとがき  

著作者プロフィール

ウィリアム・トレヴァー

( とれヴぁー,うぃりあむ )

ウィリアム・トレヴァー(William Trevor):1928年、アイルランドのコーク州生まれ。教師、彫刻家、コピーライターなどを経て、60年代より作家活動に入る。65年、第二作『同窓』がホーソンデン賞を受賞、数多くの賞を受賞している(ホイットブレッド賞は3回)。ツルゲーネフ、チェーホフ、ジョイス、オコナーに連なる現代最高の短編作家と称され、ノーベル文学賞候補にもたびたび名前が挙がった。短編集に『聖母の贈り物』『異国の出来事』、長編作に『恋と夏』(以上、国書刊行会)などがある。2016年逝去。

栩木伸明

( とちぎ・のぶあき )

栩木 伸明(とちぎ・のぶあき):1958年生まれ。現在、早稲田大学教授。専攻はアイルランド文学・文化。著書に『アイルランドモノ語り』(みすず書房、読売文学賞〔随筆・紀行賞〕受賞)、訳書にウィリアム・トレヴァー『聖母の贈り物』、ブルース・チャトウィン『黒ヶ丘の上で』(みすず書房)などがある。

寄せられたコメント

胸に残るおかしさとこわさと切なさ、そして奥深さ。 巨匠の凄腕を堪能しました。
──

中島京子

さん
トレヴァーを読む。すなわち、深淵と刺し違える。
──

小池昌代

さん
人間に起こりうる「全て」のことを短編で描き切るなんて、一体どのような魔法なのだろう。
──

西加奈子

さん

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