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ちくま学芸文庫

現代語訳 復讐奇談安積沼/桜姫全伝曙草紙

六道四生に怨をなし…

江戸時代の長編読本から芝居などでおなじみの奇怪な二作品を格調高い現代語訳で。有名絵師による挿絵も全点収録。詳細註・訳者解題付。解説 谷川 渥

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51401-1

Cコード

0193

整理番号

-14-3

2026/09/09

判型

文庫判

ページ数

480

解説

谷川 渥

内容紹介

菱川師宣に描かれた美男子・喜二郎の復讐譚に、妻・お塚とその密通相手・左九郎に殺される幽霊顔の役者・小平次が真の幽霊となってふたりを呪い殺す怪談がもつれあう「復讐奇談安積沼」(絵:北尾重政)。清水寺の僧・清玄が参詣に来た桜姫の美貌に迷い、死後もその執念により付きまとうという芝居でもおなじみの「清玄桜姫物」に、丹後国鷲尾家のお家騒動を絡めた因果応報の物語「桜姫全伝曙草紙」(絵:歌川豊国)。江戸の読本文化の最高峰・山東京伝による怪奇色の強い二作品を、原作掲載の有名絵師による挿絵とともに現代語訳で。訳者による詳細注と解説を付す。解説 谷川 渥

目次

復讐奇談安積沼
桜姫全伝曙草紙
 *
 補 註
 解 題
 解 説 谷川 渥

著作者プロフィール

山東京伝

( さんとう・きょうでん )

山東京伝(さんとう・きょうでん): 1761-1816年。江戸・深川生まれ。本名は岩瀬醒、字は酉星、通称・京屋伝蔵。江戸時代後期の戯作者・浮世絵師・狂歌師。15歳から北尾重政の許で浮世絵を学び、北尾政演としてデビュー。1778年に自画による黄表紙『お花半七開帳利益札遊合』が刊行。江戸文壇の寵児となるが、寛政の改革時の出版弾圧で手鎖五十日の刑を受けた。読本に『忠臣水滸伝』『善知安方忠義伝』など、黄表紙に『江戸生艶気樺焼』など、洒落本に『傾城買四十八手』など、考証随筆に『骨董集』などがある。

須永朝彦

( すなが・あさひこ )

須永朝彦(すなが・あさひこ):1946-2021年。足利市生まれ。歌人・作家・評論家。『歌舞伎ワンダーランド』『定本 須永朝彦歌集』『須永朝彦小説全集』『須永朝彦小説選』(山尾悠子編)など。

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