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ちくま学芸文庫

芸術としてのデザイン

〈職業としての芸術〉をうたう、ムナーリの代表作

デザインとは何だろう? ロゴマークから食器まで様々な素材を取り上げ、ユーモアたっぷりに本質を語る。永く読み継がれてきた名著の新訳完全版。

定価

1,540

円
(10%税込)
ISBN

978-4-480-51405-9

Cコード

0170

整理番号
ム

-15-1

2026/10/08

判型

文庫判

ページ数

320

頁
解説

内容紹介

デザインとは何だろう? 芸術との関係は? デザイナーに必要な資質とは? 自らデザイナーとして数々の仕事を手がけたムナーリは、身近なモノから突拍子もないアイデアまでを取りあげ、デザインの本質を真摯に、しかしユーモアたっぷりに語る。良い広告とだめな広告、狙った効果にぴったりな文字フォント、子どもを引きつける絵本、伝統的な日本家屋の機能性、何気ない図形に秘められた性質、常識に揺さぶりをかけるトポロジー的発想……。バラエティ豊かな題材の数々には、創造のヒントが詰まっている。世界各国で読み継がれてきたデザインの名著、イタリア語原書を忠実に再現した新訳完全版。

目次

日本語版への序文
序 役に立たない機械
職業としての芸術
デザイナーとスタイリスト
デザイナーとは誰か/純粋芸術と応用芸術/生きた言葉/バラのかたちをしたバラ/スタイリスト/謎めいた芸術
ヴィジュアル・デザイン
視覚的特徴づけ/言葉のかたち/電報と詩/ふたつでひとつ/シンボルと記号の言語?/12000 のいろいろな色
グラフィック・デザイン
絵が真ん中にある広告/決まった寸法のないポスター/子どもにとってよい本
インダストリアル・デザイン
アートのミニチュア化/日本の伝統家屋に住む/竹とは/自発的なかたち/プリズムランプ/使い古し/オレンジとグリーンピースとバラ/移動彫刻/豪華仕様の高級住宅/このごろの権威/カトラリー(ナイフセット)/これで終わりではない/奇想天外なプレゼント
リサーチ・デザイン
アイリス/膨張,爆発/凹凸のフォルム/連続する構造/テトラコーン/陰と陽/モアレ/直接投影/偏光投影/正方形/円/三角形/矢は羽を失うとも,矢じりを失うことなし/想像上の物体の理論的再構築/実験的トポロジーの練習/2つの泉,9つの球……
補遺 わが少年時代の機械(1924 年)

訳者解説(太田岳人)
訳者あとがき(土肥秀行)

著作者プロフィール

ブルーノ・ムナーリ

( むなーり,ぶるーの )

ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari):1907-98年。イタリア・ミラノ生まれ。1920年代後半に未来派に参加したが、その後アーティスト、インダストリアル・デザイナー、グラフィック・デザイナー、絵本作家、美術教育家などとして多方面で活躍。60年代以降複数回日本を訪れ、様々な芸術家と交流した。邦訳された著書に『ファンタジア』『デザインとヴィジュアル・コミュニケーション』『モノからモノが生まれる』『芸術家とデザイナー』(いずれも萱野有美訳、みすず書房)、絵本作品に『木をかこう』『太陽をかこう』(ともに須賀敦子訳、至光社)などがある。

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