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ちくまプリマー新書

小説にできること

「本書で、小説の無限の可能性を知りました」三宅香帆氏推薦

小説がなぜ書かれ、読まれるのか。小説は他にない特異な表現形式だ。小説好きも、そうでない人にも知ってほしい小説の計り知れない可能性について紹介する。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68494-3

Cコード

0295

整理番号

472

2024/10/08

判型

新書判

ページ数

176

解説

内容紹介

人はなぜ小説を読むのか、なぜ書くのか。

小説はなぜあるのか。
しかも古今東西数えきれないほどの作品が書かれている。
それは小説という表現形式が大いなる可能性を秘めているからだ。
小説好きも、そうでない人にも知ってほしい
小説の計り知れない可能性について。

目次

第一章 小説にはなんでもできる(技術篇)
第二章 小説にはなんでもできる(内容篇)
第三章 小説は道徳にとらわれない
第四章 小説は人間の多様性を描きわける
第五章 小説はダメな人間を輝かせることができる
第六章 小説は空想を描ける
第七章 小説は時代を描くことができる
第八章 小説は理想を託すことができる
第九章 小説は美を追求することができる
第十章 小説は人を励ますことができる

著作者プロフィール

藤谷治

( ふじたに・おさむ )

藤谷 治(ふじたに・おさむ):1963年生まれ。小説家。日本大学芸術学部映画学科卒業。会社員を経て、東京・下北沢に本のセレクトショップ「フィクショネス」を経営。『いつか棺桶はやってくる』(2008年)三島由紀夫賞候補、『船に乗れ!』(2010年)本屋大賞第7位。『世界でいちばん美しい』(2014年)織田作之助賞受賞。『睦家四姉妹図』『燃えよ、あんず』『ニコデモ』などがある。本書は『小説は君のためにある』(プリマー新書)の姉妹編。

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