佐藤弘夫
( さとう・ひろお )佐藤 弘夫(さとう・ひろお):1953年宮城県生まれ。1978年、東北大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東北大学名誉教授。神仏習合、鎌倉仏教、国家と宗教、死生観などをキーワードに日本の思想を研究。著書に『鎌倉仏教』(ちくま学芸文庫)、『アマテラスの変貌』(法蔵館文庫)、『日蓮』(ミネルヴァ書房)、『日蓮「立正安国論」』(訳注、講談社学術文庫)、『日本人と神』(講談社現代新書)、『概説 日本思想史』(共編著、ミネルヴァ書房)など多数。
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法然、栄西、親鸞、道元、日蓮、一遍―彼らを開祖として鎌倉時代に相次いで勃興した新たな宗教運動は、日本思想史上の頂点をなすと広くみなされている。「鎌倉(新)仏教」と呼ばれるこの潮流は、民衆を救済対象に据えたという点において、とりわけ高く評価されてきた。だが、新仏教の意義は、はたしてこの民衆的性格に言い尽くされるのか?本書では、旧仏教との異同を深く掘り下げて考察することで、鎌倉仏教の宗教的特質の核心をあざやかに浮き彫りにする。思想家である前につねに実践の人であった偉大な宗教者たちの苦悩と思索の足跡をたどり、中
第1章 法然の旅
第2章 聖とその時代
第3章 異端への道
第4章 仏法と王法
第5章 理想と現実のはざまで
第6章 襤褸の旗
第7章 熱原燃ゆ
第8章 文化史上の鎌倉仏教
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