国元東九郎
( くにもと・とうくろう )1894~1985年。新潟生まれ。東京高等師範学校卒業。数学専攻。新潟師範学校、学習院の教授をへて日本大学付属櫻丘高校教頭を務めた。学習院中等科・高等科で数学を教えていた30歳のころに執筆した『算術の話』が本書の元となった。著書に『直観幾何教授の理論と実際』(培風館)、共訳『欧米小学算術書』(全6冊、世界文庫刊行会)などがある。
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7164は3で割りきれます!この数は4つの数字からできていて、その7、1、6、4をたすと18になります。18は3で割りきれますから、この7164は3で割りきれるのです。睦子さんはふし目がちに、しかし自信ある口調で説明した。それから先生は倍数・約数について説明を加えた。5年生の算数は新任の若い岡本先生で、計算競争や図形を描いたりして教室は活気づいていく。教師だった著者が、読み物ふうにつづる算数との出会いの物語。素数、分数、最大公約数などから数列、面積、ピタゴラスの定理などの高いレベルまでを取り上げた世評に名高い算数学習書。
新任の先生
補欠時間
人の寿命も、たった二万日―大きな数
寿恵子さんの備忘録
入浴料から―端数の処理
手品のたね―基数の倍数
融通をきかせよ―約分
山また山―百までの素数
おとうさんの診察―分数と小数
訪問―最大公約数と最小公倍数〔ほか〕
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