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定価

--

ISBN

978-4-480-09346-2

Cコード

0141

整理番号

-20-1

2011/01/06

判型

文庫判

ページ数

352

解説
出版社品切れ

内容紹介

7164は3で割りきれます!この数は4つの数字からできていて、その7、1、6、4をたすと18になります。18は3で割りきれますから、この7164は3で割りきれるのです。睦子さんはふし目がちに、しかし自信ある口調で説明した。それから先生は倍数・約数について説明を加えた。5年生の算数は新任の若い岡本先生で、計算競争や図形を描いたりして教室は活気づいていく。教師だった著者が、読み物ふうにつづる算数との出会いの物語。素数、分数、最大公約数などから数列、面積、ピタゴラスの定理などの高いレベルまでを取り上げた世評に名高い算数学習書。

目次

新任の先生
補欠時間
人の寿命も、たった二万日―大きな数
寿恵子さんの備忘録
入浴料から―端数の処理
手品のたね―基数の倍数
融通をきかせよ―約分
山また山―百までの素数
おとうさんの診察―分数と小数
訪問―最大公約数と最小公倍数〔ほか〕

著作者プロフィール

国元東九郎

( くにもと・とうくろう )

1894~1985年。新潟生まれ。東京高等師範学校卒業。数学専攻。新潟師範学校、学習院の教授をへて日本大学付属櫻丘高校教頭を務めた。学習院中等科・高等科で数学を教えていた30歳のころに執筆した『算術の話』が本書の元となった。著書に『直観幾何教授の理論と実際』(培風館)、共訳『欧米小学算術書』(全6冊、世界文庫刊行会)などがある。

この本への感想

とても良い学習書であると思います。難易度も高く、考えさせられる問題ばかりでした。特に、魔方陣のつくりかたについての記述が印象的でした。この本のおかげで様々なことを知ることが出来、本当に良かったです。他の作品もお待ちしています!

pocky

さん
update: 2014/08/18
始め、題名に算数とあったことから小学生の軽い読み物だと思っていましたが、読み始めてみると難しいものも多く読み応えがありました。

まりも

さん
update: 2014/08/18
復刊されたと知って喜んでいます。この本と「数と図形の発明発見物語―ピタゴラスから電子計算機まで」の二冊が子供のころの愛読書でした。
「算数の先生」が増殖する細菌の個数(の桁数)を暗算で即座に計算するというエピソードが特に印象的でした。謎解きとして、(常用)対数というものがありlog 2 = 0.30103...という値になるということが書いてありました。こども心にも、桁数という離散的な量がlog 2 という連続的な量(実数)で統率されることが不思議でした。
また、初等幾何もこの本と「発明発見物語」で学びました。物事を論理的に「証明する」という手法に強い印象を受けました。
そんなこともあり、数学者を目指して大学(および大学院)では数学を専攻しました。結局、数学者にはなりませんでしたが、現在は研究者として数理科学を使う立場にいます。

いまの子にも是非読んでほしい本です。

riemann

さん
update: 2012/12/22

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